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takaD's weblog

伊藤計劃「虐殺器官」を読んだ

「計畫停電MAP」とタイプミスして、そう言えば…、と思ったので読んだ。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

作者は故人。以前「メタルギアソリッド・ピースウォーカー」をプレイし、スタッフロールの最後で追悼されているのを目にしていて、「ゲーム中で追悼って、他に例を知らないな」と思って気にはなっていた。気にはなっていたんだけど、僕に小説を読む習慣がなくて、どうせ買っても読まないだろう、と決め込んでいた。

で、「神様のカルテ」を読んで、電池残量を気にしなくていい「本」って意外と便利! 散歩途中に本屋があったらすぐ買える! そんで結構面白い! と思ったのをきっかけに買いました。電子書籍? まだまだ問題はいっぱいあるよね(流行らない、とは思わない)。そして今は本の密度にかなわないようなRPGをやると退屈する感じに…。(あれ?)

内容について。

9.11以降の十数年を書いたSFです。主人公はアメリカ軍の特殊部隊の隊員。任務の中で知った「人の感情、とりわけ良心の部分を鈍化させる言葉=虐殺器官」と、それを操る「ジョン・ポール」について接触を試みていく、という内容。

乱暴なタイトルだなあ、と思ったけど、中身はスケールだけデカくて薄くて大味な感じではなく、色々な分野の知識を取り入れて、かつ極力コンパクトに書いているように見える。書評には「繊細」と書いてあるけれど、「コンパクト」が適切なんじゃないかなあ。この語り口はスピード感があって良かった。

ラストの方、あと50ページちょっとでどうやって物語を収束させるんだ、と思ったら、ものすごく淡々と収束してしまった。重要なキーワードである「虐殺の文法」を初め、様々な物語上の事情等をあまり事細かに書かないのでちょっと不親切だなあ、とは思いつつも「スピード感出すためだし、そういう細かいところは読者の脳内で補完してよ」って感じなんだろうなあ、と思いながら読んでいた。

この作者の後の作品「ハーモニー」も今後読んでみたい。

使用書体

岩田明朝体オールド

最近

書いても良いことだけど、書いても大した内容じゃないなあ…というようなことが2,3。元々ここって、そういうものを書くために作った場所なんだから、面倒がらずに書かなきゃ駄目ね。反省。

ジム行ってます

最近、近所にあるスポーツジム*1に行ってます。

実家に帰った時に、スポーツによるコミュニティについて貴重な体験をしたので*2今後は自分も実践していこうと思いまして。兼ねてから運動不足で、体を動かす事に対する欲求が高まってたので、色々捗ってます。すぐ筋肉痛になりますが…。

ジムなんてそんなにお金掛けて行くもんなの? 走ったらいいんじゃないの? みたいな話もありますが、運動するという主目的の他に「運動している人とそのコミュニティを観察する」という目的もあるので、その辺で自分の中で言い訳を作って、半年程会費を払う所存です。まぁなにより、僕が割と好きな水泳ってのは、ジムでも行かない限りそんなにホイホイできるもんじゃないですし。

今の所、昼過ぎに行くと近所の主婦や定年を迎えたらしい方が多くいます。朝や夜にも行きましたが、平均年齢は思ったより大分高い感じ。夜は若いスポーツマン風が結構居る。会話の方は常連風のおばさんがそれなりに喋ってます。が、結構みんな黙々と体を動かす、みたいな環境です。ニュータウンに行くとまた違った客層なんでしょうけれども、地方に行っても概ねこんな感じなのかな、と思います。

あとはまあ、人口密度が思いのほか高いな、と思いました。そのせいで全力を出してゼイゼイやってるとたまに気まずい。その気になれば全然会話が生まれる距離だとは思います。部活的距離感。

とりあえず4日行った感想としてはこんな感じです。また何か気付いたら書いていきます。

*1:トムスポーツクラブ:http://www.spo-aca.co.jp/tom/

*2:地方都市の卓球コミュニティ:id:ktakad:20110816:1313511557