E-YABUMi

 お待たせしました。卒業制作の話題です。特別サイトをご用意しましたのでそちらへどうぞ!

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E-YABUMi Website : http://yabumi.mapping.jp/

 詳しい説明はサイトの方に書きましたが、それだけでは寂しいのでこちらにも説明を貼っておきます。

 E-YABUMiは、コミュニケーションの新しいあり方を提案するためのソーシャルアプリケーションです。
 戦国時代より日本に残っている「矢文」をモチーフに、Apple社のスマートフォンであるiPhoneのGPS、電子コンパス、カメラなど、特徴的な機能を利用して制作を進めています。
 iPhoneは「携帯可能」「機能的に位置情報との結び付きが強い」といった特長があり、矢文は「自分がその場所にいないながらも、特定の場所に向けて送信するとが可能」「匿名で送信が可能」という特性を持つメディアです。
 このふたつを掛け合わせることで、位置情報が結びついた、ゆるいつながりのあるコミュニケーションツールを実現できると考えています。

 また、twitterの方でもハッシュタグ「#YABUMi」にて進捗状況などをつぶやいています。よろしければ是非そちらの方もご覧下さい。

 当然ながら、これはiPhoneアプリですので、卒業制作後ももちろん随時アップデートしていきます。まずはリリースすることが目標ですね(笑)

 

文字のデザイン・書体のフシギ

 最近は企画っぽいことやる事が多くなってきてるんですが、そういう事やるんなら考える癖を付けなきゃなあ、という事で、本を積極的に読もうと決意しました。今後本を読む時は備忘録として、こうやってblog上に読んだ本をまとめていきたいなあと思ってます。booksカテゴリも作ったし。

 さて、早速。

 『文字のデザイン・書体のフシギ』 左右社

 表紙に、『神戸芸術工科大学レクチャーブックス』と書いてある通り、大学の特別講義(主に1年生対象)でゲストの方が話した内容を本にまとめてあるようです。なのでものすごく読みやすい。後述しますが、一番目に祖父江さんが来ているからさらにとっつきやすい。
 まだそんなに文字を追うことに慣れていない(こんなんじゃまずいとは常々思っているんですが)自分にとって、改めて本に触れるきっかけになるものとして非常に良かったと思います。

 で、内容の方。この本は、タイトルにもある通り「文字」が中心のテーマとなり、それに関わる4人のゲストがそれぞれ講義を展開しています。ゲストは、祖父江慎さん、藤田重信さん、加島卓さん、鈴木広光さんです。

 その4篇、少しづつ内容を書いていきます。

 祖父江さんの項。まず自身の仕事(ブックデザイン)の説明から入り、「文字はこういうふうにも扱えるんだよ」というようなことを見せてから、文字の細かな形、今日の明朝体(かな)の簡単な成り立ちの話、と掘り下げて行ってます。
 で、その語り口調がすごく軽い。1行目にいきなり『それじゃあ、スタートしますお。よいしょ。』とか書いてある。2倍サイズの文字で。この2倍サイズの文字は祖父江さんの項に限って登場し、強調したい部分がこれになってます。ハリーポッターの版面みたいで良いです。
 内容は、丁度今ウチのグラフィック研の人たちに参考にすぐ参考になるようなものが満載です。すぐにアイデアが欲しい時に引き出しを開ける鍵になりそうです。グラフィックに凝っているけど、文字へのこだわりはあんまりないよ、という人には是非薦めたい感じです。

 藤田さんの項。前の祖父江さんからさらに掘り下げる形になって、現在使われている書体のかたちとそこから受ける印象等を解説しています。後半になってくると文字のエレメントにまで解説が及んでくるので、この辺は興味のある人じゃないとツライと思います。が、僕は書体フリークになりつつあるので楽しく読めました。
 注意点(?)として、藤田さんは筑紫書体のデザインをした方なので、当然ながら筑紫書体を中心に解説がされている、ということを書いておきます。それから、比較対象が割と古めのデジタルフォントが多いので、最近の書体(特に游明朝とか)との比較とか、その解説がないです。その辺欲しいな、と思いました。発行が2008年5月ということなので、無理だったかもしれませんけど。

 加島さんの項。藤田さんの項を読んで、じゃあ一体何が美しいと言えるの?とかなったところで、この『デザインを語ることは出来るのか』という内容の講義、という「転」開。と、狙ってやったのかどうかは知りませんが、ここで内容がちょっと変わります。デザインそのものについて、マクロな視点から見てます。
 まず「良いデザインって、説明できる?」というような疑問を提起し、デザイン系雑誌の変遷を追っていきます。その変遷の中から、『デザインが語られ始めたとき』と、『デザインは語れないと語られ始めたとき』とを抜き出して、あれやこれやと例を出してます。
 邪推ですが、文字に限れば、『語れない』けど良いものが前述の筑紫書体、『語れる』という前提で作られているのが今日ブームのユニバーサルデザイン書体なのかなあとか思ったりしました。深い意味はないですが。

 鈴木さんの項。古来の筆文字から、いかにして今の組版のシステムが出来たか、という、組版黎明期のシステム構築について書かれています。日本語組版の特徴として、「かな」の存在が挙げられますが、かなは、明治時代に教育のために一文字一文字分けて考えられるまでは、連綿と言って、繋げて書かれるのが普通でした。その連綿した文字を、いかにして組版のシステムに落とし込んだか、ということが講義全体を使って説明されています。
 個人的に思ったのは、明治時代以前、連綿したかなを用いていた時代の日本語って、ずいぶんと適当…、いや、自由だったんだなあ、ということ。これまで変体仮名という名前自体は知っていましたが、使い分けが『版面の美しさやバランス、気分などで使い分け』るというのは…(書道やってたんなら知っとけって言う話ですが。でも楷書しかやってないよ)。その変体仮名の話も含めて、日本語は昔から行間を読む言語だったんじゃないかなあ、とか思ったりしました。

 と、こんな感じでした。全体的にお前の専攻は違うだろとか言われそうですが、興味があるんで仕方ナシ。昔から絵を描いても止まらなければ、字を書いても紙の前にずっといるような人間でした(決して、「文章を書いても」じゃないところがポイント)。そういう人間が読むとかなり満足できる本でした。
 ウチの大学、特にグラフィック研の人は読んどいて損はないんじゃないか、とか。

あけましておめでとうございます

 本年も高田健介と草創ドットネットをよろしくお願いします。

 さて、10年代に突入して早々ですが、誕生日である本日1月2日に軽く風邪をこじらせてしまい、幸先の悪いスタートになっています。薬を飲んで、水分を摂ったら全然大丈夫なんですが、こんな時期にひくとは…インフルエンザじゃなかった(と思う)ことが不幸中の幸いです。

 事後報告になるのですが、この件、29日に放送がありまして、そこで一瞬ながらも映っていました。

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 右の写真の右手前に映っているのが僕です。僕も放送時間を直前に知ったんで、告知ができなくて申し訳ないです。とは言えサポートなんで、僕に関しては告知してもどうしようもないという話なんですが。

 とにかく、僕なんかより馬場先生Freqtric Drumsをよろしくお願いします。

Happy Lucky k_takaD

nikkori

 僕のtwitterのアイコンがずいぶん陽気なアイコンになっているのは、このブログのサイドバーからも分かると思います。が、このアイコンなかなか厄介でして、twitterでつぶやくときにアイコンが視界の中に入ってくると、発言がアイコンに引っ張られ、どんな発言もすごく陽気な内容になってしまうのです。

 そこで、僕はこのアイコンに「Happy Lucky k_takaD(ハッピー・ラッキー・ケータカディー)」という名前をつけ、ひとつの人格として定義しました。

 この人格は僕の気力が弱くなったときに度々TL上に現れ、陽気でハイテンションな発言をしていくのです。そして僕のフォロワーに「なんだコイツ!?」と思わせておき、また数分後に通常のk_takaDに戻るので、僕がその発言に対するレスの返答に困るという事態が度々発生していました。

 以上のような設定で(何)Happy Lucky k_takaD botを作ってみました。

 http://twitter.com/H_L_k_takad

 今はtwitter bot GENERATORで試験的に運用を開始しています。まだ単純な発言しかしませんが、思いついたとき(と言うより、自分の中にHappy Lucky k_takaDが現れたとき)に修正を加え、だんだんウザいbotにしていく予定です。

 それから、このことと、今日がクリスマスイブだという事実は、特に関係はないと思います。主な原因は卒業制作の締切が近いということです。提出まであと1ヶ月と少し。もうほとんど学校にカンヅメになる予定です。

弦楽四重奏団 演奏会ポスター

コンサートポスター

コンサートポスター

 慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会様より依頼を頂いた仕事です。弦楽四重奏団クァルテット・エクセルシオ様のコンサート案内用チラシとポスターのデザインをさせて頂きました。
 上のものがポスターです。チラシは以下。

チラシ表

チラシ表

チラシ裏

チラシ裏

 クァルテット・エクセルシオコンサートは来年1月15日、慶應義塾大学日吉キャンパスで開催予定です。よろしければ是非足を運んでみてください。

ストーリー嗜好の変化による社会への影響

 友人と夕飯の間に話したことが、不覚にもそこそこ深い話になったので、備忘録としてここに記しておきます。なにぶん井戸端会議の中で展開された話なので、根拠や研究に欠ける部分も大いにありますがご容赦ください。議題は、つけるとするならば「漫画やアニメ等におけるストーリー嗜好の変化による、社会への影響」とかですかね。もう少し整理出来そうな気はしますが。

1.主人公像の変化による、個人の考え方の変化

 80年代やそれ以前の話になりますが、一般的にヒーローといえばレンジャー系、ウルトラマン系、ライダー系など、「主人公が戦う」という系統でした。漫画で言えば、アトムからドラゴンボールまで、あたりです。これらに共通するメッセージは「強くあれ、弱きを助けよ」というところです。

 しかし、90年代半ばからのホビーブームやポケモン・デジモン等の台頭により、自分では戦わず、友達(と称したしもべ)を使って戦う、という形態のアニメ・漫画が増えてきました。これらには仲間との友情、協調に主眼が置かれたストーリー展開が目立ちます。

 つまり、「自分を鍛える」という思考から「友人との調和と尊重する」という思考へシフトしているのが見て取れます。これが、最近の草食系男子の所以なのではないでしょうか。ちょうど今の20歳あたりがこの2つの世代の境に当たるため、最近になって登場し、指摘され始めた事にも納得がゆきます。

 また、以前は「何かしらの長所を持ったダメな主人公(がストーリーを経て成長していく)」という設定が目立ったのに対し、最近は「はじめから能力のある主人公(が精神的に成長する)」という形式の形式が増加傾向にあります。

 ここで分かるのは、視聴者が、自分のダメなところを主人公に重ね合わせることより、自分の良いところを主人公に重ね合わせる方が良い、と趣向を変えてきている点です。つまり、「親しみやすい主人公」から、「憧れの主人公」を好むようになってきています。

 ちなみに欧米では「主人公が戦う」「はじめから能力がある」というタイプの主人公が目立つ感じがします。スパイダーマンとかバットマンとかがそのあたりかと。

2.ロボットブームの衰退による、ロボットに対する考え方の変化

 「コミックボンボン」が廃刊になり、学研「科学」が休刊になったのは記憶に新しいと思います。この影響について考えてみます。

 まず一つ分かるのは、子供がメカ、とりわけロボットに対して憧れを抱ける環境がものすごく少なくなったことです。コミックボンボンと言えば、(少なくとも自分たちの世代では)ガンダム、メダロットなど、メカモノをプッシュしていた児童誌でした。

 僕はどちらかと言うとコロコロで育った人間なので、これらメカにそれほど憧れを抱くことなくここまで来ました。(例外として、コロコロで連載していたZOIDSは好きでした。)よって、普段からメカを描く習慣がなく、大したものが描けません。ですが、ボンボンを見て育った同級生は大体メカを描くことが得意なのです。

 この差は、どうやら幼少児時代のメカに対する関心度の差です。

 しかし、そんなボンボンも残念ながら廃刊になってしまいました。ここで影響を一番受けてくるのは、現在日本が先進して開発している人間型ロボットの開発です。人間型ロボを開発する意味の有無はどうあれ、僕は少なくとも、この開発の方向は変わっていくのではないかと思っています。

 では、これら雑誌の休廃刊により、今の子供達がメカに触れていないのかと考えたとき、別にそうではなくて、普段から携帯電話やPCといった、実際のモノに触っています。これらは今のところ、単に道具です。このまま人間型ロボットが一般家庭に浸透せず、この子供達が成長した場合、メカに対する考え方は、僕らの世代の「友達」という感覚から、欧米の考え方「道具」に変わっていくのではないでしょうか。うーん、良いのか悪いのか。

3.一応のまとめ?というか感想

 そして、これらを合わせて考えてみると、エヴァンゲリオンというのは、〜80年代から90年代初頭を総括するという意味ですごいアニメだったんだなあと思います。「ダメな主人公が」「ロボット(実際はロボットでないけど)に乗り」「自分で戦う」訳なんだから、それまでの流れを全部総括出来ているなあという印象。その後にキッパリこの方向だと言えるものといえば、昔のリバイバルという意味で出たグレンラガンくらいなもんじゃないですかね?

 と、こんな感じの事だったんですが、イマイチ言いたいことが収束しないので、今回はここまでで。一応、僕は考え方が変わることを良いとも悪いとも思っていません。というか、判断できません(笑)。また何かこのことについて考えたら、続きをpostしようかなあと考えていますが、あの話は偶発的に出たものなので、次はいつになることやら。

テレビに出ます

 なぜだか急にテレビに出ることになりました。とはいえ僕は「学生B」としての扱いで、ですが…。

 実際に取り上げられるのはウチのコースの助教、馬場哲晃先生なんですが、某番組中に、その馬場先生の制作したFreqtric Drumsの紹介をする部分で鈴木くんと一緒にモブをやりました。ちなみにリポーターはもう中学生

 カメラが回ってない時でもほとんどこんな感じの方でした。すごいw

 今回はとりあえず告知だけですが、詳しいことがわかり次第また報告します。年末の関東ローカルですが、時間のあるかたは是非御覧下さい。

ツバルビジュアライゼーションプロジェクト ムービーBGM

ツバルビジュアライゼーションプロジェクト

 先日の投稿でも紹介したツバルビジュアライゼーションプロジェクトのムービーに使用されたBGMです。映像無しのフルバージョンを掲載します。

ダウンロード
作曲:高田健介 協力:原田真喜子(hamasu記

 今回、インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサートで初使用となりましたが、今後の展示でもこの楽曲が使われていく予定です。直近なのは文化庁メディア芸術祭受賞作品展と視展(インダストリアルアートコースメディア系学生+Sony CSLさんの合同展示会)になるんじゃないかと思います。

展示

  • 2009 インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート2009

インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート2009

 本日から行われるインターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート2009において展示するコンテンツ:ツバルビジュアライゼーションプロジェクトの動画BGMを制作しました。

 音楽内に使用されている環境音は、研究室の同級生、原田真喜子さんがツバルで録ってきてくれたものです。素材提供、感謝します。フルバージョンは期間終了後にこのブログで公開予定です。

ドローイング早回し

 Webカメラの録画テスト、編集テストも兼ねて、ちょっとこんなものを撮ってみました。僕の後頭部ばっかり写ってる上に内容が版権物なんですけれども…。

 安いボールペンとコピー用紙(A3)で絵を描く過程を早回しで録っています。最近の僕はボールペンによる「ハッチング」を使ったドローイングにハマっていて、今回もそういう技法で描いています。そしてこれがミニマルで地味ですが、動画にしてみると意外に面白い。(自分で作っておいてアレですが。)特に、紙とボールペンだけだと思わせておいて、たまにiPhoneが登場したり、手に持っていたキャップを机に置いたり、ペンの後ろ側につけたり、その辺が。で、そういうところを見ていると知らないうちに絵が出来ていく。うーん、ハマってしまいそうだ。この時期やるのはヤバいけれども。

 卒業制作が終わって少し時間が出来たら、こういう方法で面白い表現が出来ないか試してみたいなあ、と思いました。実際、実現できるかどうかは、未定です。